会話のない食堂
自分が勤めている会社では食堂時にソーシャルディスタンスを保つこと、テーブルに座る人数を制限すること、はコロナ感染が日本でも流行して最初の緊急事態宣言が出る前から(2020年4月か5月頃)実施していました。
が、2021年になってさらに徹底し、食事中の会話をなるべく慎むように、というお達しが出され、食事中は社員同士の会話がほとんどなくなりました。
コロナが始まる前までは当然のことながら座る人数制限はなく、各テーブルではわいわいがやがやとにぎやかな会話と笑い声が聞こえたものでしたが、今ではだだっ広い食堂でシーンと静まりかえった中で、もくもくと食べるだけの状態になりました。
サラリーマン生活も20年以上なりましたがこういった風景は初めてで、何とも言えない寂しさを感じるものです。
それ以外にも各エリアでの人数制限、余計な会話を慎むこと(密な空間での会話からのコロナ感染を予防するため)もより徹底され、普段の会話もしずらい状況になりました。
もともとブラックな体質ではなく、仕事中でも何気ない会話と笑い声がときどきあるような居心地のよい会社ではありますが、何ともせちがらい状況になってきたなと思います。
早く収束することを祈るばかりです。
オンライン会議の定着
コロナ流行をきっかけに、2020年4月以降、会社では出張が原則的に禁止され、さらには他の会社からの来客も原則控えるようになってますが、緊急事態宣言も昨年出されたことから移動の自粛も重なり、世の中全体的に同じ措置をとる会社が増えました。そしてそれは今現在(2021年2月)でも続いており、その間、会社でのやりとりはオンライン会議がメインに行われるようになりました。
音声遅延、画質の粗さ、という問題はまだまだありますが、オンライン会議でも深いやりとりをすることは可能だということが分かりました。
以前だったら遠方のお客さんとの場合、たかだか1時間の打ち合わせのために往復の移動だけで一日つぶれてしまうのが、オンライン会議では移動の時間がなく、移動による疲労もありません。
コロナが始まる前から、外部のお客さんとのやりとりで一部の営業の人はオンライン会議をすることがありましたが、まだまだごく少数でした。込み入った話はやはり直接会って話したほうがより話が通じやすい面はまだ残っていますが、コロナをきっかけにオンライン会議がどこの会社でも当たり前のように行われ、定着するようになってきたのはサラリーマンにとっては時間の大幅な節約にもつながりほんといいことだなと思います。
在宅
電車での密を避けること、職場での密を避けるようなお達しが国から出され、それに伴い今務めている会社でも在宅可能な人は週に1~2日以上行うことが奨励されるようになりました。中には月に数日ほどしか出社しない人もいます。
会議はオンラインで自宅から行うことも普通になりました。
在宅の日は電車に乗る必要がないので移動によるロスがなく、朝の身支度の時間もなくなるので大きな時間節約になってます。さらには一日の疲労度がかなり減ります。会社にいる間、意外と気をはっているんだなということにもあらためて気づかされます。
世の中、在宅ではできない職業も数多くあり、何とも頭が下がるものもあります。自分自身も在宅で対応可能なのは1割くらいで残りの9割は会社の設備を使う必要がどうしてもあります。在宅を選べる部分があるだけでもまだ恵まれている方だなと最近あらためて思います。