スピリチュアルとは?

スピリチュアルとは?

スピリチュアル、という言葉についてwikipediaでは、

英語のスピリチュアル(英: spiritual)は、ラテン語の spiritusに由来するキリスト教用語で、霊的であること、霊魂に関するさま[1]。英語では、宗教的・精神的な物事、教会に関する事柄、または、神の、聖霊の、霊の、魂の、精神の、超自然的な、神聖な、教会の、などを意味する。

Wikipedia参照:スピリチュアル

と記載されています。

キーワードとして、

  • キリスト教
  • 宗教的
  • 精神的
  • 霊魂
  • 精神

といったことがあります。

キリスト教に関係すること、宗教に関連すること、というものが含まれてますが、キリスト教や宗教とは形態がかなり違います。

宗教的、精神的、霊魂、精神、ときくとスピリチュアルは日常生活とかけ離れた教えのように思えるかもしれないですが、教えのエッセンスは日常生活と関連してます。

例えば、グラウンディング、という言葉がスピリチュアルでよく使われます。

スピリチュアルでは大地と自分自身のエネルギー的なつながりについて指します。

分かりにくいかもしれませんが、熱が出ると意識がもうろうとしているせいか、ふらふらし、何だか宙を浮いているような感じがすることないでしょうか?

まさにそれがグラウンディングが不足している、という状態です。

日常生活では地に足をつけて生きなさい、ということがあります。

これがグラウンディングがしっかりしていることも同時にあらわしています。

このようにスピリチュアルでの教えと日常生活には関連があります。

グラウンディングについては奥が深いので別の機会にまとめてみたいと思います。

スピリチュアルではチャクラとかグラウンディング、その他独特な用語を使うことがありますが、その教えのエッセンスは宗教や哲学、成功法則、とも通ずるものがあり、特別なものではないです。

スピリチュアルの歴史、もあわせてご覧下さい。

スピリチュアル世界との正しい関わり方については、別記事でまとめてみます。

スピリチュアルと宗教、心理学、自己啓発系の違い

目に見えない世界を扱う分野としてスピリチュアル、宗教、心理学、自己啓発、といった分野があります。共通している教えはありますが形態は違います。

いわゆる洗脳騒動が多いのは新興宗教系が多く、スピリチュアル系では基本的にはほぼないです。

きちんとした関わり方をしていればスピリチュアル系は怪しいものでもなく比較的安全です。

僕自身はスピリチュアルだけでなく、新興宗教、自己啓発セミナーにも参加してきました。救いを求めるためではなく、どういう世界なんだろう?ということを体験したかったことが大きな動機の一つです。

スピリチュアル、新興宗教、心理学系、自己啓発系は教え方、会の雰囲気、参加者の男女比、等が違ってます。自分の体験をもとに簡単な表にしてみます。

  スピリチュアル 伝統宗教 新興宗教 心理学系 自己啓発系
具体例 ・占い(*)
・ヒーリングセミナー
・オーラソーマ
・フラワーエッセンス
・天使
・過去世ワーク
・内観療法
・ヨガ?
・キリスト教 ・仏教 ・イスラム教

■キリスト教系 ・エホバの証人、
・イエス乃御霊教会、
・サイエントロジー、
■仏教、神道系 ・神世界(手かざし系)、
・立正佼成会
・生長の家

・ユング
・フロイト
・行動心理学
・エニアグラム
ベーシック、 アドバンス、 エンロール、 と3段階のセミナー開催。 エンロールは主にセミナー勧誘。
教祖 △(カリスマ思想家、カリスマヒーラーはいるが、絶対的服従するようなことはなし) 〇(教祖を崇拝する) × ×
霊的な概念 × ×
偶像崇拝 ×(ただし、熱狂的なカリスマ思想家は除く) × ×
教義 ×スピリチュアル世界共通の哲学や教えのようなものはあるがその団体特融の教義はなし。 〇(教義が厳しい) ×
組織 ×(ゆるいグループや各団体はあるが、特定の巨大な組織はなし) 〇(組織の拡大を目指し、信者を広めようとする) 〇(組織の拡大を目指し、信者を広めようとする)
男性、女性の割合 女性が圧倒的に多い。ただし、ここ10年の間、男性も増えてきてはいる。 男性・女性、半々 男性・女性、半々 男性・女性、半々 男性・女性、半々(男性の方がやや多いか?)
学問的バックボーン × × × 〇(実験し、統計学的なデータで検証) ×

(*)占い-四柱推命、占星術、気学。。。霊視、等。

表に書ききれなかったことも含め、以下詳しく説明します。

スピリチュアル系は束縛のゆるい集まり、新興宗教系は束縛のきつい集まり

スピリチュアル系は、スピリチュアル系全体の教義や規則というものはないです。

様々な各グループで独自の教えを広めたり、独自のワークを行ってます。

入るのもやめるのも自由。

組織に縛ろうとか、他のセミナー参加は禁止する、ということは基本的にありません。

(たまに、そのようなヒーラーもいますが、強制力はなし)

世間では芸能人が占い師に騙された、

X JAPANのTOSHIが自己啓発セミナーで洗脳された、

というのもありますが、占い師は別としてスピリチュアル系では恐ろしい洗脳をしたり、といったことは基本的にはないです。

占い師に騙されたというのは別の事情があるかもしれず、それは特殊事例です。

それに対して新興宗教系は教義が厳しく、教義に照らし合わせた生活を送ることが中心です。

新興宗教系は入るのは若干敷居が高い。

スピリチュアル系のように参加費用を払って参加する、というパターンではなく、大抵は勧誘を受けてから(あるいは自分から決心する場合もあるかもしれません)、というケースが多いかなと見受けられました。

一旦、信者になってしまったら組織に束縛され、やめるのは大変なケースが多いようです。

いわゆる破壊的カルトと言われるような所だと、自由にやめることはできないようです(実際の体験はないので、本の情報です)。

エホバの証人を体験したとき(この話は長くなるので別の機会でまとめます)では、僕自身、3カ月ほどでやめましたが、やめることを担当の方に伝えたときはいろいろと引き留められました。

脱会する方の情報に関してネットを見るとかなり大変な状況になるようでした。

小さい頃からエホバの証人となって活動している人、又は大人になってから組織に忠誠を誓って入った方はエホバの証人との関わりがほとんど全てとなるようで、そこから抜け出すのは大変なようです。

自分の場合は信者となっていませんでしたし、組織の方では体験入会、といった位置づけでとらえていたのかと思います。それがあって、楽に抜け出せたと思います。

男性、女性の割合及び雰囲気の違いについて

表に書いたことは生長の家以外は実際に自分が体験したもの又は勧誘を受けたものです。

生長の家は体験していないですが教えは共感するものがあり、本はいろいろ読みました。

スピリチュアル系、新興宗教系、心理学系、自己啓発系、は男性と女性の割合が違いますし、組織の雰囲気もかなり違います。

スピリチュアル系-女性率高い。癒し系

全体的には女性の参加者が圧倒的に多いです。

年代的には20代~40代がほとんど。

そのせいか会の雰囲気も柔らかく、癒しの雰囲気があふれているようなところが多いです。

逆にこのような場に、バリバリのビジネスマンや成功している経営者が参加すると非常に異和感があります。

もちろんそういった方はほとんどきません。

職業はOLが多く、あとは自営業。

10~20年以上前に参加していた時は10人の参加者がいたとしたら男性が自分一人だけ、というケースがかなり多かったですが、いつ頃からか男性も少しずつ増えてきました。

癒やしを求めて参加されることがほとんどです。

一般社会にどっぷりつかり、人間関係で疲れたとき、あるいは自分を穏やかに見つめなおしたいとき、スピリチュアルセミナーはちょっとしたオアシスのような場にもなります。

新興宗教系-修行系。

新興宗教系はそもそも教義があり、スピリチュアル系のような自由な雰囲気がないので気軽な気持ちではやりずらいです。

本格的に入ってしまうと退会するのがそこそこ大変です。

さらには新興宗教系だと、その組織に忠誠を誓って関わるケースが多いため、一旦その組織に入ると他の組織に関わることはあまりないでしょう。

教義に照らし合わせた生活が求められるため、修行のような感じもします。

スピリチュアル系のような癒しの雰囲気ではなく、厳しさと規律が求められるような感じです。

心理学系―頭脳系

心理学系の参加者は男女半々な気がします。

唯一、心理学だけが、学、という言葉がつけられているように学問の一つとしての分野で成り立っており、大学の授業の科目でも扱われています。

単なる体験だけではなく、客観的な証拠となるデータを集め、証明された内容が心理学となってます。

それに対し、スピリチュアル、伝統宗教、新興宗教、で扱われている魂や霊については客観的にとらえられておらず、それぞれの分野で独特な表現と独特な言葉で表現されてます。

心理学に対して怪しい、という人はあまりいないと思いますが、スピリチュアルというという言葉が世の中にかなり浸透してきている現在でも怪しい、という人も世の中には結構いるかと思います。

学問的なバックボーンがないのも原因でしょう。

スピリチュアル系は伝統宗教とは違って世の中に浸透してからも歴史が浅く(2000年前半以降に一般に広まってきた)、内容的には世の中にはまだなじみが薄い、というのもあるかと思います。

心理学系は霊魂に関することや目に見えないようなエネルギーを扱うことはないのでスピリチュアル系になじんでいた人だと物足りないかもしれません。

逆に心理学系になじんでいる人だとスピリチュアル系のような学問的バックボーンがなく、目に見えないエネルギーを扱うのには異和感を感じるかもしれません。

以前つきあったことのある女性は心理学の講師をしていましたが、彼女曰く、「学問的なものでないものには関心がない。」

といっていました。

実際、その女性はスピリチュアル系には興味関心を全く示さなかっただけでなく、理解を示そうともしなかったです。

僕自身が見た限りでは、心理学系とスピリチュアル系の両方に深く関わっている、という人は少なく、どちらか一方に深くかかわる、というケースが多かったような気がします。

スピリチュアルだけだと感覚的になりやすい面もあるので、心理学のベースを学ぶことで目に見えない世界をバランスよく学べるのではと思います。

自己啓発系―体育会系

自己啓発系はバブル(1980年代後半~1990年代前半)にかなりはやりました。

駅前で一人一人大声で叫んだり、セミナー会場でも大きな声で叫んで宣言する、というような風景が放送されたりしていました。

僕自身はバブルの時代ではなく2000年前半に参加しました。

さすがに駅前で叫ぶことはなかったですがセミナーでかなりの大声を出して叫ぶようなこともやったことあります。

僕自身が参加したものは男女半々でしたが、自己啓発セミナーの体育会系雰囲気からすると全体的には男性の参加者の方が多いと思われます。

スピリチュアル系のふんわりした癒しの空間に慣れている人だとかなり面食らいます。

大抵の方はベーシックだけでやめますが、自分自身はベーシック、アドバンス、エンロール、と全てでました。

自己啓発系セミナーでは、X JAPANのTOSHIさんが洗脳騒動になりましたが、僕自身が参加したものは比較的良心的な所でした。

参加者を缶詰にしたり、何か洗脳するようなこともなく、講師の方の話しも面白く、セミナー中は結構笑いが多かったです。

ただこの種のセミナーはコースを一回受ければ十分で、このコース以外に参加したものはないです。

自己啓発系セミナーはあまり勧められないです。

スピリチュアル系は恐ろしい洗脳はしない。新興宗教は競技に洗脳させようとする。

スピリチュアル系では参加者を束縛するような洗脳は基本的にないです。

一方、新興宗教系は基本的には教義が厳しく、その教義による洗脳が行われる、という解釈ができるかもしれません。

極端に行ったものがオウム真理教でしょう。

オウム真理教では組織を抜け出すと地獄に落ちる、というような洗脳が行われていたようです。

全ての新興宗教がそこまでのことはすることはないですが、教義を守ることを求めるので一種の軽い洗脳のような状態になっているともいえるでしょう。

例えばエホバの証人に僕自身が参加していた際、そこでは聖書に書かれていることを原理原則として、全ての行動、全ての日常、生き方、考え方は聖書をベースにしていました。

聖書に立ち戻ってから全ての考え方、在り方を決める、というスタンスです。

ただそれが行き過ぎて輸血の拒否等、世間では異常だと思われるような在り方に見えるものもあります。

逆に一人一人の個人としての在り方、自分自身の気づき、ということには重視されていませんでした。

別のキリスト教系新興宗教ではエホバの証人ほどの厳格さはありませんでしたが、基本的には聖書に基づいた生活をしていました。

ある意味、自分の考えはなくして、聖書に書かれていることに洗脳される、という状態です。

スピリチュアル系は、一人一人の考え、感情、在り方を個別に考え、気づきを促そうとします。

小さい頃から植え付けられた価値観や世の中の常識にしばられてしまった自分を解き放ち、本来の自分自身を取り戻そうとすることをサポートするのがスピリチュアル系セミナーで行われていることのメインです。

スピリチュアル系共通の教典や教義はない。伝統宗教・新興宗教は教典や教義がある。

伝統宗教、新興宗教では必ず教典や教義があります。

世界3大宗教といわれるキリスト教、仏教、イスラム教はもちろん、新興宗教にもあります。そして教祖がいます。

それに対し、スピリチュアルには共通の教典はなく、特定の教祖はいません。

ただし、それぞれのグループや組織での創始者、思想家はおり、有名な所ではOsho(インド)は今現在も和尚系サークルとして日本を含め世界各地でセミナー開催しているという例もあります。

世界的に有名でなくても、日本国内でそこそこ有名な方~有名でない方、も含め、セミナー主催者及びその集まりは一種独特なものがあり、その会に定期的に参加する人も出てきます。

スピリチュアル系サークルは宗教のような厳格な規律とルールはないのですが、スピリチュアル系セミナーに参加するのもその会のヒーラーや主催者目当てなので、それぞれのセミナー主催者を中心とした規則のゆるいサークルがセミナー主催者の数だけあります。

スピリチュアル系セミナーのヒーラーや主催者の方とはかなりたくさん関わってきましたが、近寄り難い人はおらず、一見したところどこにでもいるごく普通の方がほとんどです。

中には主婦の方も結構いらっしゃいます。

スピリチュアル系サークルはその組織を拡大するための勧誘活動に力を入れることはない(参加者を集めるための告知はもちろんしますが、いわゆる信者獲得のようなノルマはなし)です。

それに対して多くの伝統宗教や新興宗教は組織があり、宗教法人も作って活動し、信者を獲得して組織を広げようとします。

教祖、と言われる方は近寄り難く、その組織の幹部の方以外は気軽に接触することはしずらいようです。

スピリチュアル・宗教は霊的な概念を扱う。心理学のみ霊的な概念を扱わない。

スピリチュアル、宗教は霊的な概念を扱います。

心理学では霊的な概念は扱っていません。

霊的な概念については最先端の物理学でも証明されつつありますが、心理学のように臨床実験で検証しきれていないのもあるのと、一般社会ではなじみにくい概念も多いため、日本ではまだ一般社会にはなじみがないものかもしれません。

偶像崇拝の扱いの違い

これが特に強いのが新興宗教系。教祖の崇拝が強い。

反社会的な行動をとることのあるカルトといわれる組織では教祖への崇拝がより強くなり、絶対的な存在として扱われやすい。

スピリチュアル系ではカリスマ思想家では一部、偶像崇拝のようにその思想家を崇拝する、というようなことがありますがそれ以外ではゆるやかなつながりのみで偶像崇拝のようなものはないのが一般的です。

スピリチュアルは輪廻転生を認めている。伝統宗教は輪廻転生を認めていない。

三大宗教であるキリスト教、仏教、イスラム教は輪廻転生は認めていませんが(チベット仏教、その他新興宗教では認めているものもあります)、スピリチュアル系では輪廻転生があるという前提です。

スピリチュアル系では現在の課題を過去世まで遡って見る、というものもあります。

現在のあなたの問題は過去世でこれこれこのようなことを行っていたからその因果応報としてあらわれている、というわけです。

僕自身も過去世についてはいろいろなヒーラーに10人以上はみてもらったことありますが、全て違っていました。

過去世がこれだけ違うのは、たくさんある過去世のどれかを言ってるんだろうな、という解釈をしていました。

僕自身は得られた過去世像をもとに、当時の自分の状態を結びつけて解釈していました。これこれこのような欲求が出るのは過去世でこれこれのことをしていたからだ、等。

このようなことを10年以上前にしょっちゅうやっていました。

当時は学生のときに読んだ神智学、その他さまざまなスピリチュアル系の本を読んでいたので輪廻転生はあるはずだ、過去世はあるはずだ、と思っていたので素直に受け入れていました。

その後、スピリチュアル以外での学びをするうちに、魂の存在は証明することは不可能なこと、仏陀やイエスは生まれ変わりについて言及していたとは言えない、という説があることを知りました。

輪廻転生があるのかないのか、はいろいろな説があり、どれが正しいかは分かりません。

そしてそれは証明できないです。

スピリチュアル系を中心に関わっていた初期の頃は過去世についてからいろいろ見てもらいましたが(こちらからお願いしなくても、ヒーラーの方が指摘することもあります)、今では過去世の情報はあえて必要でないと思ってます。

過去世の情報は正しいか分からないし、知らなくても自分自身に気づくこともできます。

証明不可能なものを一生懸命探すこと自体が無駄なのと、そもそも今生きている中での課題を見つめ、現実に向き合って生きていくことが一番大切では、と考えてます。

仮に輪廻転生があったとしても、大抵は自分の過去世は知らない。

まっさらな記憶でこの世に生まれてくる。

ということは、仮に過去世があったとしても、過去世の記憶にとらわれずに新しい気持ちでこの世界を生きるチャンスをもって生まれてきた、ともいえるかと思います。

自分の性格パターンは生まれてから小学校に入るくらいまでの間でできてきます。現在の自分自身の問題を解決するためにわざわざ過去世にまで遡らずとも、生まれてから小学校くらいのところまで遡れば根本的な原因が分かるのが大半です。実際に自分がこの世に誕生したときのことは親が知っているでしょうし、より具体的な情報が得られます。

一時は過去世に興味関心を持つこともいいかもしれませんが、証明不可能な過去世探しにエネルギーを注ぐ必要はなく、生まれてからの生きている自分自身に目を向けた方がいいと思ってます。

スピリチュアル系は過去の癒しに重点を置く。自己啓発系は未来の自己実現に重点を置く。

以下に述べるのはあくまでも僕自身が今まで受けてきた中で感じたこととなります。

僕自身が知らないグループややり方、場合によっては違う別の見方や違う点もあるかもしれませんが、僕個人の視点、という点をご理解下さい。

■スピリチュアル系

スピリチュアル系は全体として過去の癒しに重点が置かれているように思われます。

様々な組織やヒーラーによって手法の違いはありますが共通して意図されているのは、

・ありのままの自分に気づくこと。

・ありのままの自分を受け入れること。そして本来の自分の自分とつながること。

-ありのままの自分に気づいても、それが日常生活で表現している自分と違いすぎるとありのままの自分を受け入れるのもすんなりとはいかないでしょう。これについても長くなるため別機会でまとめてみます。

というのが大きな目的の一つになっていると解釈してます。

それを行うために、本来の自分を覆っている様々なブロックやこだわりを解放すること、それがすんなりといかないときは子供時代にまで遡りトラウマ(一部の心理学ではトラウマがない、という考え方もありますが、スピリチュアル系ではあるという前提です)を解放すること、も行います。

■自己啓発系

自己啓発系では、過去よりも未来の自己実現に重点をおいている考えてます。

具体的にはセミナーへの勧誘人数の目標を宣言すること、そしてそれを実践すること、

が行われることがあります。

自己啓発系でもスピリチュアル系と同じく、過去のわだかまりや過去の感情解放を行い、スピリチュアルとも共通しています。

違うのが重点の置き方です。

自己啓発系は未来の自己実現に重点を置くので、過去の感情解放に割く時間は短い。一つのコースだと1日か2日くらい。

過去の感情解放するのは、セミナー勧誘するときのブロックとなるような障害を取り除いて、行動的な自分になるための下準備、というような感じがします。

それに対してスピリチュアル系は過去の感情解放やトラウマ(があれば)の解放にかなりの時間が割かれ、どちらかというとこれがメインです。

今でこそ引き寄せの法則、という言葉がかなり広まり、自己実現をスピリチュアル風に表現されたものもかなり広まってきましたが、10年以上前でのスピリチュアル系セミナーでは引き寄せの法則、という言葉が重点的に使われることはあまりなかったかなと思います。

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